治療を始める際の注意点(※重要ポイント)
交通事故の治療に関してはルールのようなものが存在しており、このルールに反して治療をした場合、保険会社が治療費を支払わないという事態が起こることがあります。治療開始の時点で注意するのは主に以下の3点です。
1.治療の開始は事故後遅くとも2週間以内で、ベストなのは1日以内。
治療開始の時期を守らないと、保険会社はそのケガが交通事故によるケガであることを認めない為、治療費を支払わないことがあります。
2.病院での検査は自覚症状がなくても必ず受けておくこと。
自覚症状がはっきり出るのが事故後3~10日後が大半ですが、まれに事故直後に無自覚症状で脳に異常があり突然死に至るケースなどもある為、病院での検査は必ず受けておくこと。
特に頭・首・腰はMRIでの画像診断を受けておくことが重要です。
3.病院で診断を受ける際に、どこにケガを負ったのかを細かく確認すること。
(例)頚、胸、肩、腕、指、腰、膝、足首 など
ケガを負った場所が明確になっている為、その部分以外の痛みがあっても医師による診断がない場合は治療費の支払いをしてくれません。この場合は、医師に痛みのあることを伝え、その部分も診断書に記載する様に申し出ることが必要です。話を聞いてくれないなどの対応をされる場合は、当センターへご相談ください。